加西市と野村萬斎先生についてです。
2024/05/15
加西市の子供を指導された野村萬斎先生
加西市で開催された「播磨国風土記1300年祭」は、日本最古の地誌である「播磨国風土記」が編纂されてから1300年を記念するイベントでした。
この記念祭は、平成27年(2015年)5月4日から5日にかけて、玉丘史跡公園で開催されました。
イベントのハイライト:
新作狂言『根日女』: 野村萬斎さんが監修・演出を務めた新作狂言で、根日女伝説を題材にしています。この作品は、5月4日に特設能舞台で上演され、3500人の来場者が観賞しました。
新作能『針間』: 哲学者の梅原猛さんが書き下ろした新作能で、同じく5月4日に上演されました。
伝統芸能の披露: 加西市の伝統芸能も上演され、高円宮妃久子さまも観賞されました。
こども狂言塾のパフォーマンス: 5月5日には、「加西市こども狂言塾」が新作狂言『根日女』を披露しました。
加西市応援ソング: 根日女伝承を題材にした加西市応援ソングが、北海道在住の長嶋李菜さんと東京都在住の青蓮流華さんによって歌われました。
この祭りは、「伝えよう、未来への記 (しる)し」というテーマのもと、地域の歴史と文化を称え、次世代に伝えるための多くのプログラムが行われました。また、飲食ブースや地域活動団体の出店もあり、地元の農産物などが販売されました。
根日女は姫路城薪能でも披露していただきました。完成度の高さに、加西の子供たちの日ごろのお稽古がとても厳しいものと思われました。姫路の子供と加西の子供と素晴らしい出会いでした。
文化都市として・加西市・姫路市ともに素晴らしい子供たちが羽ばたいてくれることを祈念いたします。