ハワイアンコアのウクレレ入荷
2024/05/08
レンタル楽器の横田不動産(株)
ハワイアンコアのウクレレ入荷
ハワイアンコアのウクレレについてお話ししますね。
ハワイアンコア(学名:Acacia koa)は、ハワイ原産のマメ科の広葉樹で、特にハワイ島で収穫されています。この木は「神の宿る木」として古くから重宝されてきました。ウクレレ製作には欠かせない貴重な材料であり、その美しい杢(木目の模様)が特徴です。
ハワイアンコアのウクレレは、その音色と美しさから世界中で高く評価されています。しかし、乱獲のために現在は希少価値が高く、価格も高騰しています。2000年からは植林再生プロジェクトが行われており、2050年頃には安定した供給が期待されていますが、現在は入手が困難な状況です。
ウクレレのグレードは、杢の出具合によって決まります。最上級のマスターグレードは、全面に細かい虎杢が出た材料で、非常に希少で高価です。AAAAグレードはマスターグレードの下で、前面に激しい虎杢が出ています。AAAグレードは全面または部分的に軽いカーリー杢が出ており、AAグレードはカーリー杢がほとんどまたはまったく出ていない素杢です。
ウクレレ自体は、19世紀後半にポルトガルの船乗りがハワイに持ち込んだマシェーテという小型ギターが起源とされています。ハワイアンコアは、その豊かな音色と美しい見た目で、ウクレレ製作において非常に重要な役割を果たしています。
横田不動産(株)では、ハカランダのアコースティックギターやバイオリン、ハワイアンコアのウクレレなどをご提供しています。